「びわの実学校」


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「びわの実学校」

 坪田譲治は、現代の「赤い鳥」をめざし、隔月刊の童話雑誌「びわの実学校」をはじめた。坪田が顧問をしていた早大童話会のOBが、この新しい雑誌に多く加わった。そこには今西祐行、寺村輝夫、大石真、前川康男、竹崎有斐らがいた。また稲門出身者以外にも庄野英二、松谷みよ子、関英雄もいた。

 坪田の理想はわが国の児童文学作品の発表の場を提供し、そしてすぐれた作品を後世に伝えることだった。ここを巣だった作家が多いことは、その理想が果されていることを示している。