井伏鱒二


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 ◆生年一覧

 

井伏鱒二(いぶせ・ますじ)

1898〜1993。独特のユーモアと哀感とが底に流れる文体で現実を重視する文学を生み出した井伏鱒二(本名満寿二)は、広島県生れ。日本画家志望だったが断念し、予科・仏文科に進み青木南八と出会う。「世紀」「桂月」などの同人誌に参加。田中頁太郎・佐藤春夫に師事。『夜ふけと梅の花』『なつかし現実』を刊行、作家的地位を確立。『ジョン萬次郎漂流記』で第6回直木賞受賞。戦後、『遙拝隊長』・『漂民宇三郎』等を発表。『黒い雨』は、多くの人々に衝撃を与えた。昭和41年文化勲章受賞。

参考図版

雑誌『鯉』 井伏鱒二著 「三田文学」 第3巻第2号掲載 昭3.2 図書『夜ふけと梅の花』井伏鱒二著 昭5.4 新潮社
図書『仕事部屋』井伏鱒二著 昭6.8 春陽堂 (硲伊之助装幀) 図書『田園記』井伏鱒二著 昭9.5 作品社 河上徹太郎序 (佐野繁次郎装幀)
図書『鶏肋集』井伏鱒二著 昭11.11 竹村書房 図書『集金旅行』井伏鱒二著 昭12.4 版画荘 (川上澄生装幀)
図書『ジヨン萬次郎漂流記』井伏鱒二著 昭12.11 河出書房 図書『さざなみ軍記』井伏鱒二著 昭13.4 河出書房 (自装)
図書『遙拝隊長』井伏鱒二著 昭26.4 改造社 (野間仁根装幀) 図書『黒い雨』井伏鱒二著 昭41.10 新潮社 (塩出英雄装幀)
図書『厄除け詩集』井伏鱒二著 昭52.7 筑摩書房 図書『厄除け詩集』井伏鱒二著 昭12.5 野田書房(「コルボウ叢書7」)
図書左,『荻窪風土記』井伏鱒二著 昭57.11 右,『早稲田の森』井伏鱒二著 昭46.9 新潮社 (吉岡堅二装幀) 雑誌「世紀」創刊7月号,8月号 大正12.7-8 世紀社『幽閉(後題山椒魚)』初出誌
自筆資料井伏鱒二 『風貌姿勢』 原稿 自筆資料井伏鱒二 『牛込鶴巻町』 原稿