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◆生年一覧
北村透谷(きたむら・とうこく)
(本名門太郎、1868〜1894)は小田原出身。明治16年東京専門学校政治科に入学。折からの自由民権運動の嵐の中に身をおくが、大井憲太郎一派の行動についていけず挫折。苦悩と模索の中で自由律叙事詩風の『楚囚之詩』を自費出版するが、自信を喪失し破棄した。のち「女学雑誌」等で評論活動を行い、26年には島崎藤村らと「文学界」を創刊するが、疲れ切って27年5月、25歳で縊死。あまりにも早く近代的自我に目覚めた者の悲劇であった。