楠山正雄


【早稲田と児童文学】へ

 ◆生年一覧

 

楠山正雄(くすやま・まさお)

1884〜1950。東京生れ。明治39年英文科卒。児童文学の流れの一つに、海外作品の翻訳・翻案がある。若松賤子の『小公子』は、その先駆的な役割を果した。

楠山は、雨雀や相馬御風と同級で『模範家庭文庫』の編集に携わるようになり児童文学に関わりを持つに至った。同文庫に『イソップ物語』『世界童話宝玉集』など外国作品の翻訳・翻案を中心に活躍した。安易な翻案を避け、原典に即しつつも読者に親近感を与え、かつ流麗な文章表現には定評がある。

参考図版

図書『苺の国』 楠山正雄著 昭2.3 赤い鳥社 (赤い鳥叢書第5冊) 清水良雄・鈴木淳画