牧野信一


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 ◆生年一覧

 

牧野信一(まきの・しんいち)

1896〜1936。小田原生れ、大正8年英文科卒。「十三人」の2号に載せた『爪』を島崎藤村に激賞されて作家生活に入った。「随筆」、「文科」などの文芸誌の編集にたずさわる一方、『父を売る子』『村野ストア派』『ゼーロン』『鬼涙村』などの作品を書いた。初期の私小説的作風から大胆な幻想的作風に転じ、独自の境地を開いたが、神経衰弱が昂じて昭和11年、自ら命を絶った。

参考図版

図書『鬼涙村』牧野信一著 昭11.2 芝書店 図書 『父を賣る子』 牧野信一著 大13.8 新潮社